シェイカー・ヴィレッジ
昨日までとは打って変わって、気温は高いが、湿気のない夏日。アメリカのスピリチュアル信仰とユートピア社会について書かれた本に触発されて、シェイカー教徒のことをネットで調べてみるなど。オールバニーの空港の近く(Colonie というところ)には、Watervliet Shaker Historic District があり、ここに初期の指導者アン・リーの墓もあるということだが、留学中、そこに行く機会はなかった。オールバニーの東にもシェイカー・ヴィレッジがあったはずで、むしろこちらの方が気になっていて、一度行ってみたいと思っていたが、結局行けなかった。いろいろ忘れているが、これはニューレバノンのことであるに違いない。(もしかすると、当時同じクラスにいた人がここから大学まで通っていたのかもしれない。)ウェブで調べると、さらに東、マサチューセッツ州に入ったところにハンコックというところがあり、ここもシェイカー教徒ゆかりの地であるという。メルヴィルが住んだアローヘッドを見に行くために、バスに乗ってピッツフィールドへ行ったことがあるが、その際、ハンコックも通り過ぎていたに違いない。今から思うと素通りしたのはもったいないように思うが、当時は車もなく、金もなく、勉強もしなければならず、思ったところへ簡単に行けたわけではなかった。ほかにも行っておくとよかったが行っていない場所は沢山ある。(その後、ニューハンプシャー州に滞在していた知人を訪ねた際に、同州のシェイカー・ヴィレッジを訪れる機会を得た。)
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スピリチュアル国家アメリカ: 「見えざるもの」に依存する超大国の行方
- 作者: 稲垣伸一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/08/21
- メディア: 単行本
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