奥飛騨へ

9時半頃出発。名古屋高速はわかりにくいので東名を通って行くことにしたが、ナビが中央道を走れという。それに従ったところ、どうも遠回りではという気がしたので、虎渓山PAで車を停め、店の人にどうしたらよいか聞いたら、土岐JCTから東海環状自動車道で美濃関JCTまで行き、そこから東海北陸道へ出るのがよいという。その通りにする。おそらくナビもそのコースを推奨したのであろう。よく確認しないで走り出したので慌てた。東海環状自動車道はトンネルが多く退屈な道だったが、比較的空いていた。たしかに、毎年渋滞のある一宮から東海北陸道へ入るよりもよいかもしれない。東海北陸道は一宮だけでなく、白鳥のあたりでも渋滞になる。今年はどうかと思ったが、やはり長い渋滞。しかたがないので、60年代ヒット曲集(The Radio Days)を聞きながらとろとろ進む。その後は比較的スムーズに走ることができ、飛騨清見から中部縦断自動車道を走って高山へ。予定よりも遅くなったが、高山別院に車を置き、このところ毎年行っている「丸明」へ行ったが、去年まであった廉価なサイコロステーキがなくなったというので、諦めて、近くの「The Alice」という結婚式場がやっているレストランへ。周囲の店とは雰囲気の違う店。昼休み休憩直前で、ほかに客は見あたらず、ちょっと心配になったが、カルビ丼定食は美味であった。それから味噌を買い、車に戻って出発。東へ東へと走る。何となく雲行きが怪しいなと思っていたが、平湯トンネルを抜けたらとんでもない大雨となった。前の車についていって何とか平湯の交差点まで出る。そこで道を間違えたかと思ったが、結局それも正しい道であることがわかり、安堵。471号を北へ走る。そのうちに雨も止んだ。川を渡って栃尾を右折。さらに走ってトンネルを抜けるとまた大雨。今度はちょっと走れそうにないので、しばらく車を停めて、雨が小降りになるのを待つが、雨の勢いが弱まらず、仕方がないので、一本道をゆっくりと走っていく。しばらくして、ようやく今日の宿「深山荘」に着いた。駐車場に停めた車から降りると傘を差しても全身ずぶ濡れになりそうなので、車内で雨が弱まるのを待つが、雨脚はいっこうに弱くならない。諦めて車を降り、傘を差して吊り橋を渡る。去年も来た宿。2階の部屋でしばしくつろいだ後、内湯へ。若い人が3人いて、少々狭かったが、よい湯であった。それから夕食。そば、山菜、飛騨牛ステーキなど、いずれも美味。

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