平和公園

今年は喪中なので正月もおとなしくしていなければならない。少し仕事をしてから、午後、ウォーキングをかねて、墓参りにつきあう。いつもは動物園の前を通って新池口から坂を登るのだが、今日は猫洞通を歩いてまず墓地へ行き、それから高校の横の入り口から公園に入り、大すすきの前を通り、大学を左側に眺めながら、坂を下って新池口に出た。いつもとは逆コースを歩いたが、これも悪くない。その昔オリンピック開催に立候補したとき、市は平和公園に競技場を作る計画だったと聞いているが、開催地に選ばれなくて本当によかった。市街地の中にこうした雑木林と公園が残っているのは実に貴重である。

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墓地からいつもの公園に入る前に、墓地の脇にある平和堂に登ってみた。堂は中国風で、その背後から遠方を眺めると御岳とアルプスがよく見える。堂の前から西の方を眺めると、市中心部が見える(写真)。堂の中には1941年に南京から贈られた千手観音像があるが、公開日以外は見ることができない。関連して残念な話を聞くが、いまはどんな状況なのだろうか。