固有名詞

6限、今日は Henry AdamsOzSister Carrie & The House of MirthThe Marrow of Tradition の各トピックをなぞるだけ。項目が多いので、それぞれについて深く話すことはできないのが残念だが、米文学史の知識の乏しい学生が対象なので、まずは固有名詞を覚えてもらう必要がある。dynamo をめぐる Adams の態度の変遷について書いているのは T. J. Jackson Lears。パリ万博以前から見る視点は学生諸君にとってもためになると思う。Chesnutt 作品について書いているのは、しばらく前に読書会で扱った John Edgar Wideman。Ellison にも触れながら「透明性」について論じる文章で、読み応えあり。