『個人的なことと政治的なこと』

仕事進まず、足は治らず ...。

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まずは『すべての王の民』論を拝読。ウォレンのこの小説をジェンダーに焦点を当てて読むという試み。一夫一婦制への志向とファシズムの台頭とを関連づける解釈に考えさせられた。リレー講義をもとにした論集はこれで5冊目とのこと。研究成果を教育につなげ、それを社会に公開していくという試みが——とてもうまくいっているようで何より。