トソ、クビオレ

高校のときに教えてもらった先生にばったり会う。自分の高校へ通う途中にある別の高校のグランドの外であったような気がする。同級生らしき人数人にも出くわす。多少昔の面影があるような気がするので、名前を言ってみると当たっていた。が、目を覚ましてから、考えてみると、名前は別の同級生のものだったような気もする。変な夢。(先生は元気だろうか?)

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ホテルで昼過ぎまで仕事してから、市電に乗る。乗り場がすぐに見つからなかったので、交通整理をしていた老人に聞くと、とても親切に教えてくれた。全体的にここは皆さんとても親切。若い人は人なつっこい。市電に乗り、「からみなと」へ行きますかと聞くと、車掌さんが「唐湊」は「とそ」と読むのだと教えてくれた。その「唐湊」で降りて、九州アメリカ文学会会場の鹿児島大学へ。キャンパス入り口から伸びるメインストリートには椰子の木が生えていて、スタンフォードのキャンパスを思い出す。会場に入ると、多くの人が参加している。しかも、なぜか、東京からの参加者がけっこういる。広島で教えておられる先生もいて、さながら全国大会のようである。皆さんにご挨拶して、研究発表1件と講演。終了後、近くのホテルに移動して懇親会。錦江湾桜島を眺めるすばらしい眺望の会場で、立派な料理が出た。支部長の K 先生ほか、皆さんとても上手にスピーチをされる。こちらも挨拶をということになり、鹿児島から戊辰戦争に向かう途中で静岡の若い娘に心奪われて脱落したらしい人の話などする。(あと、火山の詩の話も ...。)散会後、中央駅まで戻り、種子島の魚がウリだという店で2次会。獲れたての鯖の首を折ってすぐに持ってきたという意味だという「クビオレ」など、なるほど美味。その後、少人数で3次会に行き、それから、千鳥足でホテルに戻って就寝。