a Night-Hymn
授業3コマ+会議で疲弊。夜はハンドアウト印刷など。
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夜の讃歌における岩のすがた
岩は人間の生の灰色の特殊、
そこから彼が立ち現れる石——おーい、起きたぞー
彼の下る道のさらに寂しい深みに入るその一歩 ...
岩は大気の厳格なる特殊、
惑星たちをひとつまたひとつと写す鏡、
しかし、彼らの物言わぬ吟唱者である人の目には
岩はトルコ石のように青い、悪しき夢にかたく付着した
赤で光る忌まわしい夕べに。
それは明けかけた朝の困難な正しさ。
岩はすべてのものの住みか、
その力であり尺度であり、間近にあるもの、
点Bであらたに始まる透視図の
点A、マンゴーの実の皮の起源。
岩は静けさがその静かな自己を、例として
提示しなければならないところ、事物の
主要部を、こころを——人間的なものの始点と
終点を、宇宙そのものを包み込むものを、
囲い込まれた場所に続く門を、昼と夜と
夜が照らし出すものによって照らし出される事物を、
夜と、鮮明な眠りの中であるかのような、その真夜中の鋳造の
香しさを、岩をことほぐ夜の讃歌を。
(W.S., "The Rock" III(試訳))*1
*1:なかなかうまくいきませんな。