タイピング

英語の一斉試験があり、終日監督で大いに疲労する。だんだんこうした体力を要する仕事がきつくなってきた。そのうち杖が必要になってくるかもしれぬ。監督中に気づいたことだが、端末に向かって解答している学生を見ていると、1本指もしくは2本の指で入力している学生が多い。中には片手1本指で入力している者もいる。なるほど、若い人たちはタイプライターで(あるいは、タイプライターとは関係のない何らかの機会に)キー入力を学ぶことがなく、我流で英文を入力しているのであるな。キーボード上で1本指をアクロバティックに動かしている人もいて、それはそれで感心させられもするが、もっと能率の良い入力スタイルを覚えてもらってもよいのではということも思う。(と書いていて思い出したが、昔同僚だったアメリカ人の先生も1本指で入力していた。どう考えてもタイプライター世代の人であるのだが ...。)