a hard rain

会議、その他。来週から授業なのであるな。夕方、10月に赴任される先生と少し話す。面白い研究をされている方。

・・・

夜、温帯低気圧となった元台風が通り過ぎていったらしい。激しい雨だったようだが、寝ていて気づかず。

・・・

中学、高校と6年も英語をやって話せるようにならないと言うが、話せる / 話せないで語ることに問題があるのでは。中学、高校と6年も英語をやり、受験のためにさらに勉強したおかげで、多少英語が読めるようになった、と言うこともできる。目標についての議論をもう少しすべきである。

4技能をまんべんなく伸ばすカリキュラムに変えれば、いずれも少しだけできるようになるのかもしれない。もし説得力のある理由に基づいて、そのような結果を目標とするのなら、それはそれでよいのかもしれない。

もし大学入学までの英語教育が従来のレベルの読み書き能力を育成しないのであれば、それは大学で取り組むべきことになるのだろうが、今のところ、大学にその用意があるようには見えない。必修授業で学ぶ時間数は昔よりも少ないし、学部では原書講読のような授業はないと聞く。英語で卒論を書くところも少ない。短期の留学に過大な期待をする人もいるだろうが、読み書き能力を高めるのに効果があるかどうかは疑問である。(←留学そのものが無意味であると言っているわけではない。)

大学で読み書き能力を伸ばそうとしても、土台となる基礎的な文法が危ういというケースも多い。