きらめく東方

作業継続、書類書き、その他。

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月曜にまとめて借りてきた本の1冊。先日借りて読んだ建築談義の本とは異なり、大判で写真も豊富。図版の後の解説も詳しく、勉強になる。冒頭のエッセイは、先日の本でも内容の一部が繰り返されているが、読み物として力がある。心霊家に見てもらったら、本阿弥光悦の生まれ変わりであったとか、ビザンティンの宮廷にいたアートディレクターが守護霊としてついている、ラヴェンナに行くことになったのも、その守護霊の導きによるものなのではないかというくだりなど、初めて読んだが驚いた。建築を語る際の主観の表出のあり方とか、ナラティブの語り方など、今さらながら興味をひかれた。