Nina

学会関係、協会関係、その他。夜いまだに蒸し暑いのは台風のせいなのか?

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Stir Builds over Actress to Portray Nina Simone (NYT 2012.9.12)

映画 Nina で、肌の色の薄い女優 Zoe Saldana が肌の色の濃いニーナ・シモンを演じる役者に選ばれたことが引き起こした議論について報じる記事。アフリカ系の肌の色の濃さ薄さがもたらす差別については、ハーレム・ルネッサンスの作家の作品にもよく出てくるが(e.g., Hurston, “Color Struck, a Play in Four Scenes”)、記事によれば、今回の騒ぎはハリウッドの観客受けを狙って、肌の色の薄い女優を使用しようとしていることに起因するのだろうという。

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ハーレム・ルネッサンスと言えば、Claude McKay の小説草稿が発見されたという記事もあり。小説は Amiable with Big Teeth: A Novel of the Love Affair between the Communists and the Poor Black Sheep of Harlem というタイトルで、1941年に書かれたものらしい(舞台は1936年だという)。ちょっと興味惹かれるタイトルである。