教育特集

面談、その他。夜、今日も映画を少しだけと思っていたが、チャンネル権を奪われ、ターキー・ミートローフ・サンドの作り方を見る羽目に。料理人はディノ・デ・ラウレンティスの孫だとか。こんなものを食べて太らないのが不思議。

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最後をほんの少しだけ。前半が面白いと思うのだが ...。

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寝る前にNewsweek 恒例の夏の教育特集を。今年の記事で興味を惹かれたのは、イギリスと中国の話。前者(The Great Retreat)は、ブレア政権が大学進学率50%を掲げたが、不況もあり、現実はなかなか厳しく、また、大学側でも少なからぬ混乱が生じているという話。大学進学率のもたらす経済効果というような議論もあるが、財界はやはりそんなことを考えているわけか。後者(The Mandarin Scam)は、中国の大学における外国人向けの中国語の授業がいかに遅れているかという話。論調は例によって、学びの目的は商売もしくは就職に役立つことにあるという考えを前提にしたもの。漢字の暗記の代わりにもっと実践的な語学教育をというが、ビジネスは文字が――というのが大げさなら文章を――読めなくてもできるということか? 旧ソ連における大学事情の話(Beware of Big Ideas)も興味深く読む。例によって、というか、不況の時代を反映してというか、高等教育において人文系の存在価値はない、というような特集である(紙装版にはイェールのバイネッキ図書館の写真が申し訳程度に使われている ...)。