La La Land

腰痛継続。午前中に車屋さんへ。池下の「なかの」ですしランチを食べ(←うまかった)、午後から大学へ。

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夜は久しぶりにミリオン座へ。La La Land を見る。すばらしいという評判の後、アカデミーでの事件も影響したのか、それほどでもないという意見も聞かれるが、実際に見てみたら、エンターテイニングな作品で楽しめた。以下、思いつきをメモ。

  • 引用や言及の多い映画なのだろうと思うが、理解できていないものが多いに違いない。ミュージカルの言及が多いことは聞いていたが、あまり見ていないのである。フェリーニウディ・アレンなどは思い出したし、『マルホランド・ドライブ』っぽいなという箇所もあったように思う。最後のシーンでは、『パリ・テキサス』の家庭用ヴィデオ映像のことを思い出したりもした。エドワード・ホッパーの絵を彷彿とさせる画面もあったように思う。(こちらの思い込みかもしれないが、まあ、自分の好きなものを思い出せばよいのである。)
  • 前半は色彩が CGっぽい(というか、人工的というか)ようなものになっていて、違和感を覚えたが、次第に慣れた。物語の虚構性を際立たせる効果を狙ったものか。ミュージカルの先行作品へのオマージュということもあるのだろう。
  • ロスの観光映画的性格の強い映画だと思うが、行ったことのある人にはそちらの面でのアピール度も高いと思う。(ワーナー・スタジオの映像を見て、ユニヴァーサル・スタジオを思い出す人もいるのでは?)
  • ロスには2週間ほどしか滞在したことがなく、そのときも、またその後、別の機会に訪れたときも、観光名所にはあまり行けなかった。グリフィス天文台にも行ったことがないが、映画を見て、いつか行ってみたいと思ったりした。
  • しかしこの映画、やはりエマ・ストーンを見るための映画なのでは? セブとの言い争いのシーンなどなかなかよかった。
  • あと、ミアの一人芝居に元ルームメイトたちが来て、拍手しているところも、短いが、ほほえましい、よいシーンだった。(持つべきものは友。)
  • 最後はちょっとおとなしい終わり方だった。出演者総出のタップダンスシーンぐらいでもよいように思った。

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La La Land - Movie References