京都へ

早起きして京都へ。駅前からバスに乗り、終点へ。高山寺西明寺神護寺を訪れる。いずれも来るのは2回目だと思うが、高山寺では運慶が彫ったという小さな仏像が印象的だった。神護寺は長い石段を登って疲れたが、薬師如来像、十二神像、四天王像を眺める。(たまたま寺の人が仏像の解説をされていたので、なるほどと思いながら鑑賞した。)かわらけ投げをした後、石段を下り、少し歩いて、高雄ホテルがやっているという川沿いの桟敷で昼食。ここも2度目。少し離れた席にアメリカ人風のカップルがいて、店の人が英語でメニューの説明をしていた。川からはカジカの鳴き声が聞こえてくる。もうそういう季節なのであるな。それから、はあはあ言いながら川沿いを歩いて清滝まで。道中、留学生(大学院生?)の4人組と追い越し追い抜かれを繰り返すことになった。清滝に着いた時点でかなり疲れたが、この時間にはまだ帰りたくないという人がいて、そこからさらにまた川沿いの道を歩き、結局保津峡まで。途中で川を見下ろす高さの道になり、見下ろすと、観光客を大勢乗せた保津川下りの船が見えた。船はゆっくり進んでいくが、木曽川とどちらが風光明媚かなど思う。その先にはトロッコの駅もあり、疲れたからこれで帰ろうかと思ったが、もう少し先の保津峡駅まで行って、山陰本線に乗った方がよいというので、重い足を引きずって、川をまたぐ形の無人駅で列車を待つ。しばらくしたら列車が来たので、これに乗る。幸い空いていたので座れたが、嵐山で大勢の客が乗ってきて、満員となった。京都駅で新幹線に乗り換えて名古屋まで。よい運動の一日であった。